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4-5.【こんな場合5】「個人情報」の利用停止を求めるとき

通販カタログの送付を停止してもらいたい。
「個人情報」の利用停止を申し出たときは、どんな対応をしてくれるの?

「最近、この通販カタログで買い物をしないから、
送ってくれなくていいのだけど……」
 

「そうですね。そういうときはどうすればいいのかしら?」

「自分宛てに、カタログをもう送ってくれなくてもいいと申し出れば、プライバシーマーク付与事業者は、原則として応じてくれるから、連絡してごらん」

「そうなの? じゃあ、連絡してみるわ」

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ポイント

(画像)博士
個人情報保護法では・・・

個人情報取扱事業者は、本人の「個人情報」を同意なく「目的外利用」したときや、「不正な取得」をしたとき、「同意のない第三者提供」をしたとき、「利用する必要がなくなった」とき、「個人情報が漏えいしたなどの理由により」請求を受けたとき、または「本人の権利又は正当な利益が害されるおそれ」があるときに限り、「利用の停止」や「第三者への提供の禁止」に応じる義務があります。

プライバシーマーク付与事業者は・・・

プライバシーマーク付与事業者は、「個人情報」の「利用停止」や「第三者への提供禁止」については、本人より請求があった場合に原則として応じます。

また、取得・管理している「個人情報」について、本人より「開示」の請求があった場合は原則として、これに応じます。ただし、「開示」しない場合には、請求した本人にその理由を通知するとともに、理由を説明することが義務づけられています。

本人から内容が事実でないという理由で「個人情報」の「訂正」や「削除」についての申し出があった場合は、調査の結果に基づき対応します。

(画像)生徒
その時、あなたは・・・

1)事業者に「個人情報」の「開示」や「利用停止」などを申し出た場合、申し出の本人であることを確認する情報の提供を求められます。これは、本人になりすました第三者による不正行為を防ぐために必要な措置です。

2)本人確認のための手続きについては、個人情報保護委員会のガイドラインで、本人に過重な負担を課すものとならないような配慮を事業者に求めています。事業者への請求内容(「開示」か、「利用停止」か、など)により相違がある場合がありますので、本人確認のための手続きに疑問がある場合には、直接事業者に確認をしましょう。

個人情報保護委員会のガイドライン

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